身に覚えのないサラ金からの請求・・・まずは免許証のご確認を

運転免許証は、身分を証明する上で大きな役割を果たしています。しかし、免許証を紛失した場合、放置しておくとサラ金などから身に覚えのない請求がくるトラブルがあります。サラ金などの消費者金融では、本人書くとして運転免許証の提示をするので、悪用されるおそれがあります。身に覚えのない請求であれば、もちろん支払いに応じる必要はありませんが、もし運転免許証を紛失した場合どうすればよいのでしょうか。

まず、紛失時には最寄りの警察署に届け出をします。そして、それと同時に発行元の公安委員会に連絡します。また、再発行の手続きも発行元で行います。次に、被害を防ぐために、「本人申告制度」の登録を行います。この制度は、個人信用情報機関が設けています。本人申告制度とは、紛失情報を「本人申請情報」として登録しておくことで、金融機関がより慎重に与信判断を行うための制度です。

紛失情報を登録しておくことによって、仮に運転免許証が紛失し第三者が悪用しようとしても、紛失情報をもとに金融機関が利用を断る場合もあります。このように、運転免許証を紛失した場合には、まず警察署に届け出をし、次に本人申告制度を利用するようにしましょう。

最後に、運転免許証の紛失に関してミニ情報があります。運転免許証には12ケタの番号が記載されています。これらの数字にはそれぞれ意味があり、特に、一番右の数字に注目して下さい。この一番右の数字は紛失回数を表しています。そのため、紛失すればするほど数字は増えていくので、日頃から、保管には十分注意するようにしましょう。

閉じる